合宿について
物理部では、春と夏の2回合宿を行っています。
例年、春合宿は1泊2日で四足歩行ロボットの作成・プログラミングを行います。夏合宿は3泊4日でペットボトルロケットの打ち上げ実験・データの収集・解析を行っています。
夏合宿(3泊4日) - ペットボトルロケットの研究
2000年からペットボトルロケットの打ち上げ実験を行っています。毎年、研究テーマは様々です。
2009年は『風と飛距離の関係』
2011年までは『おもりと飛距離の関係』
2015年までは『水量と飛距離の関係』をテーマに実験をし、よく飛ぶ条件について研究してきました。
そして、2016年から新たに『羽の面積と飛距離の関係』について実験を始めています。
これまでの結果から、ペットボトルロケット内に入れる水の量は700ml~750ml、おもりは30gが最もよく飛ぶという結果までたどりつくことができました。
2016年度の実験では、ロケット本体のキットが販売されていなかったため、自分たちでペットボトルを切るところからスタートし機体を作成しました。2017年度は、2016年度に行った『羽の面積と飛距離の関係』の実験を再度行い、より正確なデータを集めていきます。
これまでの結果から、ペットボトルロケット内に入れる水の量は700ml〜750mlが最もよく飛ぶという結果までたどり着くことができました。
2016年度は、今までロケット本体をキットを購入し、組み立てをしていたが、キットが販売されていなかったため、ペットボトルを切る所からスタートした。
また、ロケットが上空を飛んでいる際に飛行の安定性を左右している羽の大きさを変えたらどのような変化が出るのかが気になり、このことについて研究することにした。
2017年度は、2016年度に行った、「羽の大きさと飛距離の関係」の実験をもう少し、細い実験を行い、より正確なデータを集める。
春合宿(1泊2日) - ロボットの製作・プログラミング
物理部の春合宿では、部員全員が四足歩行ロボットのプログラムを行います。
普段の部活動の中では、四足歩行ロボットのプログラムは担当の部員以外やりませんが、春合宿では、部員全員がロボットのプログラムを行います。自分がプログラムをしたロボットを動かす楽しさを知ってもらい、プログラミングの楽しさを学ぶ合宿でもあります。四足歩行ロボットのプログラミングには、Microsoft Visual Basicを利用しています。また、Arduinoを利用してロボットをプログラムしている部員もいます。
四足歩行ロボットの大会が3月にあり、物理部からは毎年、3チームが出場しています。2チームはPR部門・1チームはAdvanced部門に出場しています。大会に出場する部員はロボットのプログラムをより精密にし、ロボットを早く走らせること、左右旋回の向上などをコンセプトにしています。