四足歩行ロボットのプログラミングは、物理部の体験入部や春合宿でも行っています。ロボットは、「VisualStudio」というソフトを使い、「VisualBasic」という言語でプログラミングしています。 学びフェスタという大会で成果を発表したり、レースで速さを競ったりします。 ロボットは「共立プロダクツ」の「プチロボ」という機種を使っています。足についている電池を動力とし、サーボモーターの角度を調整して動かします。 この研究には、とても長い歴史があり、年十年も前から行っています。歴史があるからこそ、工夫がされていて、他の学校よりも優れているところも多くあります。
ドローンはDJI社のTelloという機種を使っていて、Scratch,PHP,Python,VisualBasicなどの言語を試行錯誤しながら使ってプログラミングしています。 ドローンは2019年から始めたばかりで、歴史はあまりありませんが、最先端の技術を使っています。ドローンは聖学院の記念祭でも体験することが出来ます。
フライトシミュレーター は、ドローンと同様に2019年から始まりました。ソフトはAerowinx社の『PSX』と、Lockheed Martin社の『P3D』を使っています。SFA(シアトルフライトアカデミー)に協力して頂き、コックピットを作成しています。 実際にパイロットを養成していたシミュレーターの部品を使い、操縦桿やレバーなども再現しています。今後はさらに改良して実際に養成で使えるくらいにしたいと思っています。
宇宙エレベーターは、「宇宙エレベーターロボット競技会」が主催する大会に向けて活動しています。 レゴブロックで有名なLEGO社が開発している、教育用ツールのEV3というものを使っています。このEV3にモーターなどを接続し、自分たちで考えた様々なギミックを駆使して大会に出場します。
個人研究では、自分で決めた研究テーマに沿って自分自身で研究し、論文にまとめます。 この論文は、理科研究発表会の冊子に掲載されます。研究テーマは様々で、ゲームや乗り換えアプリの製作、魔法瓶を振ることによる温度上昇の計測、校内の放射能の数値を計測して考察をまとめる、などがあります。 1人ひとりが、個性的な研究に取り組んでいます。
記念祭で液体窒素を使った実験を毎年行っていますが、いつも同じことを繰り返しているわけではありません。記念祭前にどのような実験をするかを担当部員で話し合って皆様に楽しんでもらえるよう努力しております。
また、液体窒素はとても危険なので担当教員の監修の元、何度も練習を重ねています。見ていてとても面白いので是非、記念祭の際には物理部にお越しください。
電気パンは年に約1回程度行われる実験です。水分や食塩などの電解質を含んだパン生地を作り、それに電気を流してジュール熱を発生させます。水分がやがて蒸発すると、電気抵抗が大きくなっていき、パンとして食べられるようになっていきます。
大電流(又は大電圧)が流れるため危険です。なので、ヒューズを取り付けた専用の機械を使います。